令和3年8月 ニラ便り
皆さんこんにちは!
今月も鹿沼ニラ組合のニラや、ニラのちょっとした豆知識なんかをお届けしていきます、ニラ便り8月号です。
8月も半ばが過ぎましたが、前半はとても暑く関東では40度を超えるような日もあり熱中症警戒アラートが連日のように続きましたね。
ここ直近は前線が停滞していて雨が降り続いたり土砂崩れや冠水があった地域もありました。気温も急激に下がったりして体調くずしやすくなると思います。
またこの悪天候が終わるとまた気温も急激にあがりとても暑くなるそうです。
引き続き熱中症対策、体調管理気をつけてください。何事も身体が1番の資本です、無理はせず頑張っていきましょう!
では鹿沼ニラ組合、8月のニラを見ていきましょう!
まずは今年新植のニラ、ゆめみどり、という品種のニラです。
ゆめみどりとは、栃木県で生産されるオリジナルの品種で、葉も厚く広く、収量品質共に安定して数ある品種のニラの中でもとても優れている(個人の感想です笑)ニラです。
新植のゆめみどりもとても立派に成長しています。
状況にもよりますがこちらの新植ゆめみどりは年末年始あたりから収穫が始まります。
そしてこの時期になるとニラをお話する上ではかかせないニラ、夏ニラのパワフルという品種を紹介してきます
ニラはおおまかにわけて2つ、冬ニラと夏ニラにわかれます
前回紹介したハイパーグリーンベルト、そして今回上記で紹介したゆめみどりなどは冬ニラに分類され、特徴が夏ニラと違います。
ニラにも他の植物と同じく花が咲きますが、夏ニラと冬ニラでは花の咲く時期が微妙に違うのです。
冬ニラはだいたい7-8月に花が出てくるのに対し、夏ニラは5-6月とほぼ入れ替わりのような形で花が咲きます。
花が咲き出すと、花や茎の除去に時間がかかり、花に栄養がいってしまいニラの品質低下につながってしまいます。
とあるデータによると、ニラの調整作業に花の除去作業が加わると、調整時間が花のない時と比べ約1.5倍ほど時間がかかるそうです。更に品質の低下にもつながるとなると何もいい事はありませんね。
鹿沼ニラ組合では夏場のニラ品質低下を防ぎ、安定供給のため夏ニラ、パワフルにも力をいれ、生産をしています。
こちらは新植のパワフル。来年の夏、今頃の時期に本領を発揮してくれると思います。
ではでは鹿沼ニラ組合ニラ便り今月号はこのへんで。
また来月!
2021年8月17日