令和4年1月2月合併号 ニラ便り
こんにちは!
先月は諸事情により更新が滞ってしまいました。申し訳ありません。
今回は合併号という形で先月お送りする予定だった内容も含めて始めていきたいと思います!
それでは参りましょう。
先々月は昨年定植したニラの初収穫、一番ニラの収穫をお送りしましたが、今回は収穫したニラがどのように皆様のお手元に届くかを見ていきたいと思います
まずは収穫してきたニラを洗浄したのち、ゴミや汚れなど、手作業で取り除いていきます。
その後、計量、結束をしていきます。
ここまで来るとスーパーなのでよく見る形になってきますね。
その後、こちらの機械で一束ずつ袋詰していきます。こちらも手作業ですね。
ここまでくると皆さん見慣れたニラになりました。
その後箱に詰めて出荷になります
スーパーなどで手にとっていただくニラはこうして皆さんの元へ届きます。
栃木県では畑でビニールハウスの中に生えてるニラをよく見ることがあるとは思いますが、こうした工程をへて初めて商品になるのでした。
消費者側からではなかなか見ることができないと思われる一面をお送りしました。
さて、ここまでが先月お送りする内容でした(笑)
次は新植のニラにスポットを当ててきましたが、一昨年のニラ、去年1年間収穫したニラはどうなっているのでしょうか。
1年間収穫し続けると追肥などをしても流石にニラ達も疲れてきます。伸びにくくなったり、細くなってきたり…
新植のニラと比べるとどうしても味や食感もやや落ちてきてしまいます。
見た目もかなり弱々しくなってきてしまいます
上の画像はそのニラですが、新植のニラをみてみましょう
比べて見るとかなりわかりますね。
さらに収穫後を比べてみましょう
画像の上が一昨年のニラ、下が新植のニラです。
このニラ、どちらも同じ規格です。
本数から見ても、新植のニラは6本ほどで規格量になるのに対し、一昨年のニラは数十本でようやく規格量になります。
一本で比べても全然太さも葉の幅の広さも違います。
1年間収穫されてきたニラですが、もう間もなく役目を終えます。
寂しいような気持ちもありますが、除草剤で枯らした後トラクターで耕し、新植のニラを植えるため土作りしていきます。
その作業も先になりますがご紹介したいと思います。
2ヶ月分ということもあり、なかなかのボリュームになってしまいましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました!
それではまた来月!
2022年2月27日