令和4年3月号 ニラ便り
こんにちは!
日に日にあたかくなり春が近づいてきましたね。
年度末を迎え、新しい生活、新年度の準備で、忙しくされてるも多いと思います。
自然の風景も季節替わりで忙しそうです。
色々な新芽が出てきて冬の寂しい景色から段々と緑が増えてきました。
この時期しか見れない梅や桜の花もなかなかに壮観ですね。
鹿沼でも桜がかなり開花してきました。
鹿沼市街のさつき大通りでは桜が道路沿いにズラッと並びとても見ごたえのある風景になっていますので是非通ってみてください
(しょぼい写真しかありませんでした…是非現地で見てみてください!)
ニラ農家も来年の準備や去年の片付けなどで少し忙しい時期でもあります。
気が早いかもしれませんが来年のニラの準備、全てはここから!ニラの種まきです。(その前に土作りもありますがそれはまた別の機会で)
ニラも植物、花が咲き、種をつける種子植物です。
ちなみに種で増えず胞子などで増える植物は胞子植物と呼ばれます。有名なところですとシダ類や藻類などですね。昔は隠花植物なんて呼ばれてたみたいです。
・・・話がそれました。ニラは白い花が咲き、種をつけます。
ニラの花から種まではこんな感じです。
種まきはだいたい2月から3月に行います。
発芽温度は約10〜25度ほどです。まだ寒い日もありますので被覆して温度が取れるようにします。
温度や品種、種の出来具合などで大きく左右されますので一概には言えませんが、だいたい種まきから発芽まで2〜3週間かかります。
無事発芽し、種まきから1ヶ月弱程経過したものがこちら
この後、畑に定植するまですくすくと育てていきます。
一般的にはニラはこのまま収穫までするのではなく、ある程度育ってから一度掘り起こし畑に植え直します。
地面に直接播いてはいますが、ここは苗床といった感じです。
ちなみにニラやネギの発芽はなかなか珍しく葉が折れながら、くの字で出てきます。
個人的に可愛らしい気がします(笑)
と、今回はニラの種まきにスポットを当ててお送りしました。
それではまた来月!
今回もお読みいただきありがとうございました。
2022年3月30日