令和4年4月号 ニラ便り
こんにちは!
4月に入り、どんどん気温も上がってきていますね。日によっては30度超えるような日も出てきました。
逆に寒い日は1桁代と寒暖差が激しい季節です。新しい生活をスタートされた方も多いと思いますが、なれない生活と寒暖差で体調を崩されないよう気をつけていきましょう!
さて先月はニラの播種、種まきをご紹介しましたが、その後どうなっているのか見ていきましょう。
先月の圃場とは違いますが、こちらは2月下旬に播種したニラです。すくすくと元気に育っています。
一般的にはニラの播種は3月頃に行いますが、夏の終わり頃、秋蒔きと呼ばれる播種時期をずらして行う方法もあります。
秋に蒔き、冬を越させてから普通のニラのより少し早く定植します。
こちらのメリットとしては一般的な方法より育苗期間がかなり長いため苗がしっかりと育ちます。
一方デメリットとしては早くに種を蒔き、圃場に植える為、管理に手間がかかることです。雑草や虫害などしっかりと対策をしないと大変なことになってしまいます。
去年秋蒔きした苗を見てみましょう。
苗の成長が全く違いますね(笑)
2ヶ月程しか立ってないものと半年以上のものなので当たり前といえば当たり前なのですが。
それでもしっかりと苗の管理が行き届いてるため他の秋蒔きの苗と比べても立派な苗に成長しています。
今後、来年の収穫が今から楽しみです。
一方圃場の方でも定植の準備を進めています。
去年収穫していたニラを除草剤で枯らした後、殺菌剤などで土壌消毒したり
緑肥作物生やしたり、土壌PH調整したり、堆肥いれたり、元肥いれたり…などなど。
ニラの根っこは意外と大きく球根状になっています。
耕うん直後位しか見れませんが、こちらです。
なかなかめずらしいニラの根っこでした。
さて今月は、ニラの種まきその後、秋蒔きの紹介、圃場準備などをお送りしました。
圃場準備はニラだけではなく、すべての作物で必要な事です。家庭菜園もしかりなので家でこれから家庭菜園するよーって方は是非、土作りからはじめてみてください。
ではまた来月!
2022年4月29日